新改訳2017と聖書協会共同訳の比較(レイアウトなど)
見比べてすぐ気がつくのは、共同訳は字が小さいということだ。新改訳2017は相変わらず「です・ます調」なので文章が長い。しかも節ごとに改行しているので行数が多い。
旧約1635ページ+新約519ページ=2154ページ
共同訳は旧1478+新467=1945ページ
続編408ページを足すと2353ページ
厚みはほとんど同じ。共同訳の方が若干薄い。
重さはカバーのついた状態で、新改訳2017が996g、共同訳は957g
冒頭に共同訳の方が字が小さいと書いたが、理由は二つほどありそうだ。
1. 紙のサイズが違う。幅は同じだか長さは新改訳2017のほうが5ミリほど長いのだ。ヘッダーとノンブルを除き、本文と引照・注のためのスペースは新改訳2017が高さ164ミリ、共同訳は161ミリ。
本文はどちらも2段組みだが、新改訳2017は注は下段の下にまとめているが、共同訳は各段の下に注のスペースを取っている。
新改訳2017(の本文1段は高さ66ミリ、注は25ミリ。
共同訳の本文1段は63ミリ、注は14ミリだ。
共同訳の注は上段の本文の注が上段の下の注のスペースに、下段の本文の注が下段の下のスペースにあるわけではない。下段の本文への注も上段の注スペースが空いていれば詰めて書いている。従って下段の注スペースは空白なことが多い。こんなことも字が小さい理由になっているように思う。
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