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2014年4月1日 マタイによる福音書26:1~13

「この人はわたしの体に香油を注いで、わたしを葬る準備をしてくれた。はっきり言っておく。世界中どこでも、この福音が宣べ伝えられる所では、この人のしたことも記念として語り伝えられるだろう。」(12~13節)

2節でイエスさまは「人の子は、十字架につけられるために引き渡される」とご自分の死を予告しておられます。しかし弟子たちはそのことを正しく受け止めることができませんでした。

この女性は、イエスさまが死を予告したのを聞いていたわけではありません。彼女はイエスさまへの思いを、いちばん大切な物を献げるという行為で示しました。
自分の思いをどう言葉に言い表したら良いのか、たぶんわからなかったのだと思います。どんな言葉をもってしても言い表し得ないと判断したのかもしれませんし、そんなところまで考えることもできなかったのかも知れません。とにかく彼女はいちばん大切にしていた高価な香油をイエスさまの頭に惜しみもなく注ぎました。
イスラエルにおいて頭に油を注ぐという行為はとても深い意味のあることです。
サウル、ダビデ、ソロモン…といった王、あるいは祭司や預言者の任職に当たって油が注がれました。もちろん、油を注ぐ役割を果たすのは然るべき地位にある人です。サウルやダビデに油を注いだのは最後の士師であり、預言者、また祭司であるサムエルでした。氏素性も知れない者が、ましてや女性が、国のリーダーの任職を行うなどありえません。
彼女は純粋に、自分のイエスさまに対する思いを高価な香油に託したのです。
それはイエスさまに対する信頼であり、感謝であり、希望であり、愛でした。
イエスさまは彼女のその行為を、間もなく十字架にかかって死ぬことになる自分の葬りの備えとして受け入れました。
神さまから遣わされた独り子イエスさまを殺してしまおうと企んでいるユダヤの指導者たち。
イエスさまを信じているけれども、ちょっと角度がズレている弟子たち。
そういった人びとの中で、この女性のイエスさまに対する思いもまた、イエスさまの思いとは異なっていたかもしれません。それでもイエスさまは受け入れて、なおかつ、彼女自身は想像もしなかったであろう重要な役割を彼女が果たしてくれた、と宣言されました。
イエスさまが言われたとおり、彼女のしたことは全世界の教会で語り継がれています。
私たちの思いを、私たちが思っている以上のこととして受け入れてくださるお方に感謝します。

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投稿: ヴィクトリアシークレット 店舗 | 2014年4月24日 (木) 14時32分

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